« おもしろ印No.101 おもしろ印のアドレスと鳥 | トップページ | おもしろ印No.102 日本酒三本 »

2006年12月25日 (月)

おもしろ印講座 1回目

 1回目 いよいよスタートのおもしろ印講座です。
おもしろ印について、思っていること、考えていることを書いていきます。
さて、どんなものになるのか。自分でもまだ手探りです。
きっと思い違いや勘違いがあることでしょう。
お叱りやら質問、多いにしてください。
では、とりあえず、始めます。

Photo_37
     

     1 おもしろ印
(1) おもしろ印とは
 篆刻という言葉をご存じでしょうか?書道の世界では一つの分野でもありますが、石に字を刻して印を作ることを言います。雅印とか印と呼んでハンコとは区別しています。
 ハンコも字を刻しているのですが、あくまでも実用のものです。しかし、篆刻はただ字を刻すのではなく、書を書くように、石に刀で刻していきます。書道として、芸術としての表現方法の一つなのです。
 だから、篆刻は、書の勉強をしなければ、 いいものはできません。ちょっと敷居が高いかもしれませんね。
 ここで、これから紹介する「おもしろ印」はそんなに堅苦しいものではありません。
言葉のとおり「おもしろい」と「印」をあわせて「おもしろ印」ということで、気楽に自分の面白いと思うものを刻してみようというものです。
 まず、字にこだわりません。字でなくていいのです。ですから書のことは、とりあえず気にしないで下さい。もちろん、字を刻したい、とか書を勉強したいというのであれば、それはそれで結構です。
 しかし、そんなことは考えずに、刻したいものなら何でもいいというのが「おもしろ印」です。好きなものを刻していきましょう。
 絵、模様、マーク、アルファベット、何でもいいのです。楽しく気ままに、刻したいものを見つけましょう。
 でも、やはり、滅茶苦茶では出来ません。それなりのノウハウや方法があります。大体は篆刻の方法と同じ様ですが、字ではないというだけでいろいろな制約がはずれますから、自由なのです。
そんな、篆刻のようで篆刻でない「おもしろ印」、一緒にはじめてみませんか。
頭で考えるほど難しいことはありません。とにかく、ちょっとやってみることです。
やってみれば、何とかなるのです。一つ出来たら、楽しいですよ。人生変わるかもしれません。(ちょっと大げさかな)少し豊かになることは間違いありません。

 (2)この講座の全体構成(目次)
この講座を始めるにあたり、まず、全体の流れを見てみましょう。
全部で9章を24回に分けて説明します。

    目次
1.おもしろ印とは?            1回目
2.何が必要でしょうか?さあ、準備です    2回目
 (1)心の準備 何を作ろう?      
 (2)ものと場所の準備         
3.まあ、とにかく一つ作ってみましょう
 簡単な「おもしろ印」の作り方       3回目                   
       ① 印面を平らに ②何を刻すか 
       ③調べる ④下絵 
       ⑤逆さまに ⑥刻す ⑦印面をきれいに 
       ⑧印泥をつける ⑨押す ⑩修正 ⑪完成
4.ちょっと勉強しましょう
 (1)篆刻とは ①篆書について      4回目
         ②篆刻とその歴史      5回目
 (2)印の歴史   6回目 
 (3)日本の印   7回目  
5.用具用材について  もっと詳しく考えてみましょう
 (1)印材         8回目
 (2)印刀         9回目
 (3)印泥         10回目
 (4)その他        11回目
6.もっと詳しい おもしろ印の作り方
 (1)印面を整える          12回目
 (2)何を刻すのかを決める      13回目
 (3)調べる メモを取る(原稿)   14回目
 (4)下絵 出来上がり設計図(印稿) 15回目
 (5)逆さまに写す 字入れ      16回目
 (6)刻す ①印刀の持ち方、構え方
             ②基本線   17回目
             ③陽刻と陰刻 18回目
 (7)押印 ①印面をきれいに拭き取る
           ②印泥をつける
           ③押す      19回目
 (8)修正個所を探す        
 (9)印泥を拭き取り補刀       20回目
 (10)押印、修正、補刀を納得するまで 
 (11)完成 側款          21回目
7.大切なこと             22回目
8.印の周辺 印譜、印袴         23回目
9.応用と発展             24回目         

今のところこういう予定です。
もちろん、予定は未定にして…。
そして、一週間に2回くらいのペースで進んでいこうと思います。
どうぞ、そのつもりでお付き合いください。

|

« おもしろ印No.101 おもしろ印のアドレスと鳥 | トップページ | おもしろ印No.102 日本酒三本 »

コメント

いよいよ、オンライン講座の始まりですね。生徒1です。よろしくお願いします。この講座そのままWEB出版でもありますね。気軽に印が彫れるなんて素敵ですし、ちょっとかじった人にもいろいろ勉強になると思う。期待してまーす。

投稿: 雪陽 | 2006年12月26日 (火) 13時16分

えっ?生徒1?
あなたに教えることはないと思いますが、

まあ、とにかく作ってみるということの動機づけになれば、幸いです。
まず、自分で蛙のマスコットを刻してみますか。

間違いがあったら、どんどん指摘してくださいな。

投稿: kobottomo | 2006年12月26日 (火) 18時54分

生徒2.
この目次を見ただけでも、
ワクワク。

投稿: toraian | 2006年12月26日 (火) 23時31分

えー、
じゃあ じゃあ 生徒3!
遅れをとってしまった

すでに 劣等性の予感・・・

投稿: あす吉 | 2006年12月27日 (水) 03時14分

toraian様
何を言ってるのだ?
皆して冗談きついぞ!
生徒はなしさ。

まあ、こんなやり方もあり。
参考になれば結構。
それから、自分でもどうなるかわからない。
補足など大いにしていただきたい。

目次も目安に過ぎないので、変更ありだよ。

投稿: kobottomo | 2006年12月27日 (水) 09時32分

あす吉様
劣等生、いいじゃないですか。
うまいとか、へたとか、関係なしです。
いい、作品を目指します。
テクニックではなくて、
自分の味を出せたとき、自分で満足のいったとき、
いい、と思うものができると思います。
でも、そこまでは山を登らなければならないし、
数をこなさなければなりません。
そうして初めて自分の味がわかってきます。
そのために、まずは、はじめの一歩、大切です。
何よりも楽しくやりましょう。
失敗しても、叱りませんから。
ではでは。早く2回目をUPしましょう。

投稿: kobottomo | 2006年12月27日 (水) 09時43分

失敗しても、叱られない・・・

よかった。
さっそく、劣等性→劣等生 と
訂正いたします。

はーい。
「いい作品」を目指して
がんばります!

投稿: あす吉 | 2006年12月28日 (木) 07時00分

失敗したかどうかも、わかりません。
作品見れませんから。
とにかく楽しくやりましょう。

投稿: kobottomo | 2006年12月28日 (木) 13時04分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« おもしろ印No.101 おもしろ印のアドレスと鳥 | トップページ | おもしろ印No.102 日本酒三本 »