« おもしろ印No.180 家4 | トップページ | おもしろ印No.181 家5 »

2007年3月14日 (水)

おもしろ印講座 9回目

おもしろ印講座 9回目です。
ちょっと間隔があいてしまいました。
今回は用具用材の二つ目、印刀です。

Photo_96

(2)印刀
石を刻す為の刀です。鉄製です。刃先の鋼によって善し悪しが決まるでしょう。
一般的に印刀の材料は、鉄と鋼。鋼というのは、硬いものを切ったり加工したりする為の鉄と炭素の合金ということです。一般的に、刃物は刃のところに鋼を使っているわけです。

この材料をを写真のような形の刃に成形します。いわゆる両刃です。
手作りの印刀は、鍛造ということをやって出来上がります。昔から鍛冶屋さんがやって来たことです。この前作らせてもらった時の鋼は、バネ鋼と高速度鋼の二種でした。

さて、印刀は、角のところで刻していきます。
使えば、やはり切れ味が悪くなるので、研がなければなりません。
砥石も必要になります。
羅紋硯の裏で代用したり、その辺の平らな石やコンクリートでもできないことはありません。
僕は天草の海岸で拾った石を使うこともあります。なんと言っても天草砥石と同じですから、ちゃんと研げます。

印刀も書道専門店で購入します。
石の大きさに合わせて、細いものから太いもの、また握りの丸いものと四角のものがあります。
あまり細いものは小さなものしか刻すことができませんから、刃の幅が1センチくらいのものが最初の1本でしょう。これはいろいろな大きさの印に刻せます。
中国製で300円くらいからありますが、刃先がすぐにダメになってしまいますから、長い目で見るともう少し高いものを買った方がいいでしょう。僕の使っているのは、国産品で3000円から5000円くらいのものです。角がなかなか丸くはなりませんので、頻繁に研がなくても大丈夫です。
特に、愛用している、ブログで紹介した手作り、自作の印刀は、とてもよく切れます。
多少硬い鉱物が入っていてもなんのそのです。
しかし、誰もが鍛造が出来るわけがないので、やはり、すこし高いものを買うことになります。

いずれにしても、刃物です。取り扱いには注意が必要です。
箱に入れたり、キャップをかぶせたり、持つ部分に滑り止めの皮を巻いたりして、安全に使えるようにして下さい。

|

« おもしろ印No.180 家4 | トップページ | おもしろ印No.181 家5 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« おもしろ印No.180 家4 | トップページ | おもしろ印No.181 家5 »